INFO

二の腕と後ろ姿のたるみ、原因は脂肪ではなく「姿勢」でした

紺色の壁を背景に、白いノースリーブを着た女性の後ろ姿と肩まわりのライン

鏡に映る後ろ姿に、ふと目が止まる。

ノースリーブやワンピースを着ようとして、二の腕の内側を見て、そっと長袖に着替え直す。

そんな瞬間、ありませんか。

こんにちは。逗子のパーソナルジム FIRE FIT GYM 代表の川本です。

二の腕や背中のたるみというと、多くの方が「脂肪のせい」「年齢のせい」だと考えます。だから、二の腕を細くする筋トレや、部分痩せのマッサージを試す。でも、思うように変わらない。そんなご相談を、よくいただきます。

じつは、ちがいます。

たるんで見える本当の原因は、脂肪の量ではなく、「使われていない筋肉」にあります。

たるみの正体は、肩甲骨まわりの「眠った筋肉」

二の腕の後ろ側(上腕三頭筋)と、背中の筋肉(肩甲骨まわりの筋肉)は、ひとつのラインでつながっています。胸を張り、肩甲骨の下を寄せる。この動きをするたびに、二の腕の後ろ側は自然に収縮します。

姿勢がよく、胸がひらいている女性は、二の腕もほっそりしていることが多いものです。これは印象だけの話ではありません。胸を張った姿勢そのものが、二の腕を引き締める動きになっているからです。

ところが、いまの暮らしの中で、胸を張って肩甲骨を使う機会は驚くほど減っています。パソコンのタイピング、スマホの操作、荷物を持つ動作——ほとんどが、胸が縮み、腕を「前に出す」「下げる」動きです。

使われない筋肉は、力を失うだけでなく、まわりの脂肪をしっかり支えられなくなります。その結果、二の腕はふわっと揺れ、背中は丸くなり、後ろ姿全体がたるんで見えてしまうのです。

ここで、ひとつ注意があります。「肩甲骨を寄せればいい」と聞いて、胸を張らないまま肩甲骨だけをぎゅっと寄せる方が少なくありません。これをすると、働くのは二の腕ではなく、首すじから肩にかけての僧帽筋です。肩がすくみ、盛り上がって見えるようになり、いわゆる「いかり肩」やコリの原因にもなります。間違ったやり方を続けていると、二の腕はほっそりするどころか、年々太くなってしまうことすらあります。

セッションで正しい動きをお伝えすると、ほとんどの方が「二の腕がじんわり熱くなる」とおっしゃいます。肩ではなく、二の腕の筋肉を使った感覚です。それだけ、ふだんこのラインが正しく使われていない、ということでもあります。

ためしに、いま胸の上のほうを持ち上げるように張って、肩甲骨の「下」だけを背骨に寄せてみてください。肩が上がらず、二の腕の後ろ側にじんわり力が入る感覚があれば、それが正解です。もし首すじや肩に力が入るなら、それは僧帽筋を使ってしまっている合図です。

気づく→ゆるめる→ととのえる。たるみを整える3つの順番

1. 気づく——いまの使い方を知る

多くの方は、二の腕を意識したことはあっても、肩甲骨の位置を意識したことはありません。まずは、さきほどの「肩甲骨寄せ」で、いまどれくらい感覚があるかを確かめてみてください。

2. ゆるめる——縮こまった胸まわりをほどく

肩甲骨が動きにくい方の多くは、デスクワークやスマホ操作で胸の筋肉が縮み、肩が内側に巻いています。まず、この「巻き肩」をゆるめることから始めます。壁に片手をつき、体をゆっくりねじって胸を開くストレッチが効果的です。呼吸を止めずに、20〜30秒。痛気持ちいいところで止めるのが目安です。

3. ととのえる——胸を張り、肩甲骨の下から二の腕を目覚めさせる

胸まわりがゆるんだら、「胸を張る→肩甲骨の下を寄せる」動きを、丁寧に繰り返します。タオルを両手で持ち、肩幅より少し広く構えて、胸の前から頭の上を通り、背中側へ下ろす。このとき、肩をすくめるより先に、胸の上のほうを持ち上げる意識を持つのがポイントです。

回数よりも、「肩が上がっていないか」「二の腕の後ろ側にじんわり効いているか」という感覚を大切にしてください。首すじや肩がこわばる場合は、胸を張る動きが先に抜けてしまっているサインです。反動を使わず、ゆっくり動かすほど、正しいラインに効かせやすくなります。

後ろ姿が変わると、気分まで変わる

胸を張り、肩甲骨の下から使えるようになると、姿勢が自然と整うだけでなく、上半身の血流もよくなります。滞っていた血のめぐりがよくなることは、二の腕や背中のむくみ・たるみをやわらげることにも、静かにつながっています。

後ろ姿の印象がやわらかく、それでいて凛としたものに変わり、「ノースリーブやワンピースを、迷わず選べるようになった」。そんな声を、よくいただきます。

後ろ姿がその人の印象を決めるという話は、40代をすぎたら「体重」より「後ろ姿」。上質な服が自然と似合う背中のつくり方でも詳しくお伝えしています。あわせてお読みください。

鎖骨まわりが気になる方は、鎖骨が見えないのは、太ったからじゃない。「鎖骨を長くする」姿勢の話もあわせてどうぞ。同じ「肩の位置」の話です。

見た目の変化は、鏡を見るたびの小さな自己肯定感につながり、一日の気分そのものを底上げしてくれます。

よくあるご質問

Q1. 二の腕痩せには、二の腕の筋トレが必要ではないのですか?
必要ですが、それだけでは変わりにくいです。二の腕の筋肉は、背中の筋肉と連動して働くため、肩甲骨まわりが使えていないと、二の腕だけを鍛えても効果を感じにくくなります。

Q2. 年齢的に、もう遅いのではと感じています。
遅いということはありません。肩甲骨まわりの筋肉は、何歳からでも目覚めさせることができます。実際、40代・50代からこの動きを取り入れて、変化を実感される方がほとんどです。

Q3. 自宅でも続けられますか?
はい。ここでご紹介した肩甲骨寄せやストレッチは、自宅でも可能です。ただ、正しい感覚をつかむまでは、姿勢分析を通じてご自身の体のクセを知っていただくのがいちばんの近道です。

逗子・葉山でも、後ろ姿の印象を変えたいというご相談は少なくありません。FIRE FIT GYMでは、姿勢分析からはじめて、あなたの体のクセに合わせた整え方をご提案しています。まずは体験セッションで、ご自身の後ろ姿と向き合ってみませんか。

体験セッションを予約する


一覧を見る

TRIAL体験のお申し込み

まずは、体験セッションへ。
姿勢の分析から、丁寧にご案内します。
無理な勧誘は一切いたしません。
ご自身の体の「現在地」を知るだけでも、価値のある60分です。

体験申し込みはこちら